Installation  迷宮

クンストステーション・サンクトペーター教会 (ケルン) / 個展 ザルツ / 2010 Photo: Stefan Worring

「迷宮」 – 忘れないために、描き続ける。

必然と偶然
塩で路を描くこと。それは私の記憶をたどる旅のようなものです。大切な思い出も時と共に薄れてしまいますが、私は消えてしまう前にしっかりと繋ぎ止めておきたいのです。
私は床にゴールのような場所、思い出の場所を定め、そこから描きはじめます。描いている時は、そのゴールに今の自分が繋がっていて欲しいと願いながら描き進めますが、塩の路は途中で意図しない方向に曲がったり、途切れることもあります。私の心の動きや体調だけでなく、床のくぼみや湿度に影響を受けながらかたち作られていくからです。
必然と偶然が絡まり合いながら生み出されていくプロセスを、私はとても大切にしています。

チャールストン大学 (サウスカロライナ) / フォース・オブ・ネイチャー / 2006
チャールストン大学 (サウスカロライナ) / フォース・オブ・ネイチャー / 2006
石川国際交流サロン (石川) / C.A.R.Kプロジェクト2006
広島県立美術館 (広島) / ピース・ミーツ・アート! / 2013
旧市街地の城壁 (エーグ・モルト) / UNIVERS’ sel / 2016
六本木ヒルズ (東京) / 六本木アートナイト2016
クンストステーション・サンクトペーター教会 (ケルン) / 個展 ザルツ / 2010 Photo: Stefan Worring
旧市街地の城壁(エーグ・モルト)/ UNIVERS’ sel / 2016
ベルビュー美術館(ワシントン) / メイキング・メンズ / 2012
エルミタージュ美術館 (サンクトペテルブルグ) / 物の哀れ / 2013
旧和泉家別邸 (広島) / AIR 尾道 2007
金沢21世紀美術館 (石川) / 21世紀の出会い-共鳴、ここ・から / 2004

メイキング映像 「迷宮」の制作の様子

旧市街地の城壁(エーグ・モルト)/ UNIVERS’ sel / 2016
インタビュー&メイキング (viemo/英語)
「個展:RETURN TO THE SEA」
制作:Brady Welch / Arden Sherman 
提供:THE AVANT/GARDE, DIARIES / 2012 / 2′ 49″
メイキング (You Tube)
「グループ展:物の哀れ」
制作:Artemy Baranov
提供:エルミタージュ美術館 / 2013 / 11′ 35″
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